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2013/09/14 残土の処理方法懸念 リニア新幹線 県と静岡市初会合:静岡 [リニア中央新幹線]

 JR東海のリニア中央新幹線整備計画にからみ、南アルプス地域(静岡市北部)が通過点になっていることから、県と静岡市は13日、第1回推進本部会議を開いて意見を交換した。

 JR東海はリニア中央新幹線整備に伴い、静岡市の南アルプスの地下に大規模なトンネルを貫通させる予定。この日の会合は非公開だったが、出席者によると、トンネル工事で生じる残土の処理方法を懸念する意見が相次いだという。

 関係者は「通常の工事ならば残土を他の公共事業に使用することが考えられるが、この地域では他の工事への流用はできない。現地で処分するしかないのではないか」と危惧していた。

 静岡、長野、山梨の3県10市町村にまたがる南アルプス地域は今月4日、生態系の保全と持続的な活用の両立を図る国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「エコパーク」として、国内推薦されることが決まった。しかし、推薦地域をリニア新幹線が横断する計画であることから、工事と環境保全の両立が大きな課題になっている。

 JR東海は、18日にリニア中央新幹線の環境影響評価(アセスメント)準備書を県や静岡市など沿線自治体に送付する予定。この中でリニア新幹線の詳細ルートや駅の位置を含む工事計画が公表され、トンネルの位置や残土処理方法も明らかになるとみられている。

(MSN産経ニュース)

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