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2009/12/01 知事、JR側から情報収集 リニア調査報告書 [リニア中央新幹線]

 リニア中央新幹線計画をめぐり、JR東海が需要予測などの調査報告書を早期に提出する意向を示す中で、村井仁知事は30日、長野市内であった県市長会との懇談会で「客観的な調査が主な目的。作業だからあわてていない」と述べ、JR側からの情報収集を引き続き進める姿勢を示した。この日は、JR東海が調査報告書の内容を県側に説明したが、懇談はそれに先だって開催された。

 席上、南アルプスを迂回(うかい)するBルート沿線の柳平千代一・茅野市長は「県はBでなければ(リニアを)通さないと言えるのか」と質問。これに対し、村井知事は「公共事業は地権者だけでなく周辺の意見も聞いて、通りやすい場所を選ぶものではないだろうか」と指摘。県は今後もBルートを求めていく立場を強調した。

 東京-名古屋間の所要時間は、Bルートが南アを貫通するCルートより7分間長いとのJR側の試算については、村井知事は「7分間『も』なのか『しか』なのか、議論があるところだ」と主張した。

(中日新聞 長野 大平樹記者)
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